TOKYO GINZA  SINCE 1 9 9 4
T R T GOLF SCHOOL
Think of  Real Theory Golf  School


ゴルフは難しい!
そう感じている方は沢山います。
上手くなれないのは何故か?
上手くなるためにはどうすべきか?
これは永遠のテーマでした。
この難題を「上手で奇麗で楽ちん」の最進打法が見事に解決します。



T R T ゴルフ理念
上手くなれない訳

「 間違った認識 」

「ゴルフって何?」と聞かれたら直ぐに答えられますか?

知らないと何をすべきか分からなくなりますので、おさらいしてみましょう。

練習場で球を打つだけではまだゴルフではありません。

本来のゴルフは

『打球を操ることでホール毎に設定されている規定打数のパーをどの様に攻略するかを模索する大自然と設計者の英知に挑む壮大なゲーム』

というもので、実際にコースでプレーすることではじめてゴルフになります。

止まっている球なら打つのは簡単だと思うかもしれません。

けれど、甘く見るとかなり痛い目にあうのでご注意ください。


日本最古のゴルフ場は神戸に有ります。

1901年 ゴルフコースの出現
明治時代にイギリス人で親日家のグルームと名乗る人物が居たそうです。
貿易で財を成した彼は故郷を思い六甲山中に自分用の4ホールを造りました。
海抜が850mあれば夏場でも過ごしやすいことを既に知っていたのでしょうか?


1903年 ゴルフコースの誕生
神戸商工会議所がそこを9ホールまでに増設し、神戸ゴルフ倶楽部と命名。
日本初のゴルフコースが誕生。

(神戸GC)

あれから100年以上の時が流れ、現在ではおよそ2,400のゴルフコースが狭い国土に犇めいています。

この数は世界で二番目。

一番はアメリカでぶっちぎりの1万5千。

今では誰でも気軽に楽しめるゴルフ。

当初は特権階級だけのもので、庶民はその存在すら知りませんでした。


1957年 日本でカナダカップ開催
(現在のGOLF WORLD CUP)
この大会で日本チームが優勝する大快挙。
偉業は万人周知に至り、ゴルフに憧れる人が急増しました。
会場は霞ヶ関カンツリー倶楽部。

(霞ケ関CC)
このコースは東京オリンピック(2020年)のゴルフ会場に指定されています。


そんなゴルフなのにスポーツとして扱われるまで時間がかかりました。

運動量が少ないのとゲーム性が高いことが理由だったようですが、生活環境の変化で近年になり漸く市民権が得られました。

そうして身近になったけれど、その動作は難解そのもの。

この簡単でない辺りが日本人の性分に合っていたようで、およそ一千万人に受け入れられメジャースポーツに昇格。

とはいえ誰もが思うようにはならない。

そんな中、救世主の如く登場したのが日曜朝のゴルフレッスン番組でした。

未知の世界なので貴重な情報収集源となりみんなテレビに釘付け。

これを基に皆さん猛練習。

公の情報として鵜呑みにした人はかなり多かったのではないでしょうか。

今でも同じ内容のまま群衆心理的な数の法則で支持者を増やし続けています。

これが良い傾向なのかというと、強ちそうとも言えません。

何故ならば、ゴルフが難しいものになったからです。

当初から、言葉明確意味不明瞭の状態ではありましたが、それでも何ら改善されること無く今日に至りました。

何故でしょう?

熱狂的な信者に気圧され何もすることができなかったのか?

はたまた、憧れのアメリカンを疑うような冒涜を嫌ったか?

様々な理由が考えられますが、それはどうあれ、打てない人が蔓延しているのが現状であります。

その渦中にある誰もが好んで下手に甘んじているとは思えませんが、何としても抜け出すことができない。

努力が水泡に帰し自責の念に駆られるという数多の皆様。

上達に希望が持てなくても、この面白さに取り憑かれ止めるという選択肢は無し。

いわゆる、どん詰まり状態です。

何故そうなったかを冷静に検証するとあるものが見えてきます。

それは情報の誤りです。

突飛な発想のようでも、これで全ての辻褄が合うという驚き。

経験者の8割が下手に属している現状はそれを裏付けているのではないでしょうか。

己の能力も確かに重要ですが、間違ったものであるなら出来る方が不思議でしょう。

ダメなのはそれが原因で、運動能力の低さだとするのは的外れでしかありません。

間違った認識として指摘したいのは、上手くなれない原因が自分の中にあると思い込んでいる部分であります。


「身体にやさしい最進打法」ならこれらの問題を論理的に解決します。

これは動作の負担軽減を最優先しています。

頑張っても出来なかった今までのものとは違い、真摯な努力は確実に報われる優れもの。

成長段階で身体を壊す事もありません。

TRTでは一生涯ゴルフが楽しめる幸せスイングを提供中。

ゴルフ最大の欠点は面白過る事だといわれているので、出来ないものに固執するのはもう終わりにしましょう。

年配の上級者はよく「ゴルフはそんなに甘くない」と嘯きます。

長い間苦労すればこれが当然のセリフなのかもしれません。

重いこの言葉は、努力が通じなかった過去は歴然としていることを教えています。


「 駄目の理由 」

ゴルフを始める動機は様々です。

とはいえ、身近な人にアドバイスを受けるのはいつの世も同じ。

それが上達困難の始まりです。

何故かというと・・

ゴルフスイングは不自然な動作をバランス良く組み合わせるという、他のスポーツには無い特殊性があるからです。

専門的な知識と経験の無い人に教わるのは上達放棄でしかありません。

「ゴルフは最初が肝心」というのはそういう意味があります。

みんなが分らないものだから知ったかぶりが出没するのですが、どんな環境であっても頑張れば前に進みます。

更に続けると、ゴルフはかなり難しくみんなが同じ悩みである事に気付きます。

ベタ足にして足の指で地面をつかむ
膝を固定し身体の揺れを抑える
左手リードでダウンブロー
頭はビハインドザボール
インパクト後にヘッドを加速

普通にやっているとこれらに到達するようですが、皆さんは如何でしたか?

プロになることを決心した私が最初に行き着いたのはまさしくこれでした。

それが苦難への入り口とも知らずに、まるで本物に出会えたような気がしていたのを思いだします。

その頃の研修生(プロを目指す人)は純粋無垢というか、何も分かっていないというか、上手くなれないのは練習不足か自分自身の能力の問題だと考える人ばかりでした。

打法に問題があると疑う人は皆無。

他に選択肢が無かったのもあり、その中で最大限の工夫を凝らすので精一杯。

真剣に取り組む姿は涙無くして語れないような壮絶なもので、頑張った分だけ体が蝕まれました。

どういう事かというと、腰、肘、手首などが破壊されたのです。

このうちの一つでもやられると連鎖的に全部に及ぶという恐ろしさ。

幸いにも私は大丈夫でしたが、そんな症状が出たらもう大変。

周りの状況からすると全体のおよそ9割もが故障の悩みを抱えていたようです。

目的達成には多くの練習が必要なのは当然。

しかし、そうなってしまうと悪化させない工夫の方に時間が奪われたのです。

一度傷めたら簡単には治らないので精神的な苦痛も増大。

箸が持てない、まともに歩けないなど、日常の生活にまで支障を来たす始末。

それでプロ断念を余儀なくされた者はどれ程居たことでしょうか。

これはお話ではなく、研修生たちの身に起こった紛れもない事実であります。

そうして脱落した人たちを可哀相だと感じることもありました。

でも、自業自得だとも。

今になればこの打法の被害者であることが痛い程判ります。

危惧するのはこれを問題打法と認識する人の少なさです。

真面目にやると身体が壊れるものに正義が有るとは思えません。

駄目の理由としては十分すぎませんか?


アメリカン打法で夢破れた人達は遊びのゴルフでさえ出来ずにいます。

その実体験を公表してくれたらこの問題の解決はきっと早まるでしょう。

ゴルフを健全にするには、指導する側の人間がこのような歴史を把握し、間違いが繰り返されないようにするしかありません。

身体が壊れるのは昔話ではなく、今そこにあるリスクだという事をお忘れなく。


「 蔓延する流れ 」

ところで、皆さんはプロゴルファーになるにはどうしたらよいかご存知ですか?

多くの方は想像もできないと思うので大まかな流れを説明しましょう。


普通の人がプロを目指すと・・

最初にアシスタントプロの入会テストを受ける必要があります。

これは各地区で開催されており、18Hを70台以下で回らなければ通りません。

研修生と呼ばれるのは、この第一段階の入会テストを通過した者を指します。

全国にある幾つもの団体がこれら研修生のための月例会を開催。

一般的に研修会と呼ばれています。

会場は毎月変わるため、開催された回数の平均スコア上位者が地区大会に進めます。

それを勝ち抜くとJPGA(日本プロゴルフ協会)主催の認定試験が待っています。

これが通称プロテストです。

これは、一次予選会、二次予選会、最終選考会に分かれています。

最終では4日間で72ホールのストロークプレーで競い合います。

そこでの50位タイまでが実技に合格。

その後に筆記試験があり、それにパスした人が晴れてトーナメントプロとして認定。

この認定試験は現在では年一回の開催になっています。

以前は春と秋の2回開催されていた時期が長くありました。

合格者は各期15名で年間30名と決められていたのです。

合格ラインの者が15名以上ならそのタイスコア全員を再度競わせていました。

単なる数合せのために。

それがプレーオフというシステムでした。

合格と同じ成績なのにそれに負けると全てが取り消されたのです。

こんな理不尽が長い間行われていたのはPGAの負の遺産でしかありません。

悪法も法なりという言葉はありますが、落された人たちはさぞ無念だったでしょう。

それを慮れば、タイスコア全てを合格にする今のシステムは圧倒的に正しいと感じます。

何れにせよこのプロテストが数多の試験よりも狭き門なのに違いはありません。

厳しい認定試験なので受験の資格取得に関しては拡大傾向にあるようです。

JGAのハンディキャップが3以下
(日本ゴルフ協会)

アマチュアの日本タイトル取得者

などは、各地区の予選が免除され本選の一次予選会から出られるそうです。


毎年必ずプロが誕生しますが、その裏で何十倍もの人が研修の場に戻されます。

失敗すれば反省し、再挑戦のために原因を究明しなければいけません。

不思議な事に、ここでも自分の能力をいの一番に疑ってしまうようです。

この辺りが出来ない者の心理なのかもしれませんね。


出直すためには元の研修の場に戻るというのが一般的な流れです。

そこには実績と強い発言力を持った古株が必ず待ち構えています。

改善のための進言をすると・・

「君が正しければ私に勝てるだろう」との大義名分的な一言で一蹴。

正論が通らない厄介な場面ですが、幾度となくこんな光景に遭遇しました。

目の前の一番に逆らえないのが勝負の掟なので仕方ありません。

これはどこも同じです。

忸怩たる思いで練習を継続し格下を同じように巻き込みそれは繰り返されます。

成績が良ければプロテストまでなら何度でも行けます。

でも受かるチャンスは簡単には訪れません。

挑戦者の大半が憂き目を見る試練を突破するにはその時の運も必要なのでしょう。

それにも恵まれず体力的にもトーナメントプロとして厳しくなります。

気付けばつぶしも利かない年齢なので、ゴルフ指導の場に活路を見出します。

こうした人はプロとして認定される人よりもはるかに多いんです。

その結果、そこに移っても以前と変わらない上下関係が成立し居心地は良いまま。

けれども、彼らにはトーナメントプロに成れなかったという負目があります。

その原因は自分にあると。

取り組んできた打法に問題が有ると考える事はまず無いでしょう。

そうなると、何よりも向き合ってきたものを指導に用るのに抵抗はありません。

「出来ないもの」はこうして拡散。

アマチュアゴルフの世界にも同じような縦社会が存在します。

両者は伝統的にこの体質を保持したまま。

研修生やトップアマのゴルフは一般人からすればずば抜けて見えるものです。

そんな彼らを翻弄したのが今迄の打法。

それと同じものを何も分らない素人に用いれば、結果は火を見るよりも明らかですよね。

中には想像を絶する練習に耐え抜き成功するケースもあります。

しかしそれは、偶然に過ぎなく殆どが撃沈しするのが現状です。

これは、支持者が多くても駄目なものは駄目であるという証です。

ゴルフを愛する方々が散々な思いをしてきたゴルフの歴史。

それを教訓にしなければこれほど勿体ないことはありません。

(みんなでゴルフ)


「 解決の糸口 」

以下はアメリカン打法によって広められた考え方です。

・両膝を固定し身体の揺れを抑える
・右手は添えるだけで使わない
・左手で球を打つ
・ビハインドザボール
・ダウンブロー
・インパクト後に加速

幾らやっても打てずに体が辛いと訴える人はかなり多く居ます。

そんな皆様はここに挙げたものを捨てることができないからではないでしょうか。

感覚的で矛盾のある動作なので思うようにらないのは当然なのです。

「身体にやさしい最進打法」にはそれとは真逆の動作が幾つもあります。

なぜそうなのかを理解したらあなたのゴルフは劇的に改善されるでしょう。

筋反射のメカニズムをご存知でしょうか?

これはかなり専門的な知識です。

その動作を訓練しなければ飛ぶようにはならないのに殆どの方は知りません。

何をしようとも他人にとやかく言われたくはないものです。

確かにそうではあれど、努力が報われなければ頑張る意味は薄れます。

「自分にはゴルフが向いていない」

「今日を限りにゴルフはやめた」

そう言ってしまったのは思うようにならなかったからですよね。

着眼点を変えればこんな悩みは簡単に解決することにお気付き下さい。

上達しない理論が支持される負の連鎖は意識改革で断ち切れます。

誰もが楽しめるものとしてゴルフが生涯スポーツに定着したら、これ程素晴らしい事はありません。

矛盾のない動作なら必ずや誰もが打てる未来は訪れるでしょう。


上手くなるために


「 正しいスイングとは 」

ゴルフ雑誌などが伝える情報は常に進歩しているかのように次々と出てきます。

しかし、同じ内容を提唱者や言葉を巧みに変えるだけで繰り返している場合があります。

そんな弱いものいじめみたいな事はなぜ起こるのでしょう?

それは、動作が複雑すぎて統一することが出来ないという背景があるからです。

メンタルとフィジカルを合体させるので、今後もこの状況は続くのではないでしょうか。

近年はネット検索は普通になりました。

簡単なのに、出てくる情報が多すぎて何が良いか迷っちゃいますよね。

そんな時は「いいね」の数が判断基準になるのではないでしょうか?

今の情報社会は多数決を日常化させていますが、そればかりでは本質を見失うので、防衛策として以下の二点を確認しましょう。

一つ目は、努力しても一向に上達しない。

二つ目は、適度に打てはするものの身体への負担が大きい。

このどちらかに該当したら「いいね」が山ほどあっても続けてはいけません。

何故ならば、これらは後々身も心もボロボロにするからです。

正しいスイングとは

 「身体への負担が少なく
     綺麗で思うように打てる」

というもので、漠然としていますが意味深いものです。

昔乍らの打法に拘る人は、幾らやっても打てず故障にも悩まされてきました。

頑張った末に落ち込まされたのではたまったもんじゃありません。

多くの方が我慢しながら続けてしまうのは選択肢の無かった時代の名残です。

もう十分苦労したので、確かな情報を用い出来ないから卒業してください。

ここでおすすめするものは矛盾を可能な限り取り除いてあります。

正しく学べば負担は激減し確実に打てるようになるでしょう。

当り前に打てる幸せを掴むには、立派な文言や押しの強い人に惑わされてはいけません。


「 教わる場所 」

全く練習もせずにコースへ出る人は大変な思いをします。

多くの場合、周りへの迷惑には気付かず自分だけが辛かったように感じます。

そして、「次回は必ず」と、自力での解決を目指します。

しかし、それが叶うことは無く大抵は下手固めになり悪化させます。

二進も三進もいかなくなるとようやく教わる気持ちになります。

そんな時に何処へ向かうのでしょう?

○ブランド志向タイプ
 多少値段が高くても知名度優先
○節約タイプ
 グループレッスンでも値段重視
○便利優先タイプ
 通いやすい通勤圏内の近場

といった感じでしょうか。

自分で気に入る場所は状況や目的によって変るのは当然です。

指導方法はそれなりの特徴があるので簡単に優劣は付けられません。

ただ、出来ないや辛いが続くようならそこは教えられない場所と考えるべきでしょう。

打てないのと体の故障は同じ線上にあるのでご注意ください。

教える人が当らない原因を看破できなければ、巧みな言葉で誤魔化すだけです。

練習場などで、肘が引けているとか体重が残るとかを指摘しているのを見かけますよね。

これは状況を説明しているだけなので指導ではありません。

近頃は海外のティーチング資格を取得したゴルフスクールが急増しています。

みなさんはアメリカの資格の方が日本より優れていると思うのではないでしょうか?

実は日本プロゴルフ協会の資格認定は実技も講習もかなり厳しく設定しています。

資格取得後の研修も十分な時間を割き優秀な人材を育てるという姿勢を崩しません。

海外のものはこの厳しさは無いようです。

簡単に取れるからそこへ流れているとしたら見方は一変するのではないでしょうか。

そういった場所ではスイング診断機を駆使しマニュアルに沿って指導します。

最新技術を導入した器機は動きや形のずれを鮮明に映し出すので素晴らしいの一言!

だから優秀であるより忠実な人が適任と考えているそうです。

しかしながら、どんな場合でも映し出されたスイングは結果的なものです。

それを解読しなければ単なる状況説明にしかならず、表面の姿だけを指摘しても何ら改善には繋げられません。

駄目の根源を的確に見抜き、改善のために何をすべきか示唆することが本来の指導ではないでしょうか。

マニュアル通りでは通信講座に等しく直接教わる意味も薄くなります。

個人差のある能力を最大限に引き出すのに、確かな知識と大いなる経験は不可欠です。

教わる場所は自分で選べます。

施設や器材が充実しているとか先生がイケメンというのも有りでしょう。

ただ、上達に希望が持てないときは簡単に挫折するので慎重にご対応ください。

時々頼みもしないのに寄ってくる教え魔が居ます。

これはあらゆる所に出没し親切心で行動するのでかなり厄介です。

関わると悲惨な結果になるので、専門家に委ねる事を強くお勧めします。


「 運動音痴も大丈夫 」

ゴルフの難しさは誰にも平等で、最初から普通に当ることは至極稀です。

何も知らずにゴルフをはじめる時は誰もが同等といえるでしょう。

過去の運動結果はあまり関係ありません。

日常の生活に支障のない程度の運動能力があれば大丈夫。

何故かというと、ゴルフは誰とも直接的な対戦をしないからです。

相手になるのは自分自身とコースと自然だけです。

ただ、この部分を理解するにはコースでの経験を適度に積む必要があります。

意味深いことですが、何をしたらどんな結果になるかを知ってください。

それが把握できればもう十分。

あとは冷静な状況判断の下に、自分が出来る範囲の事をやるだけです。

なので高度な運動能力は要りません。

矛盾の無い理論であれば球を打つことに然程苦労はしないので。

とはいえ、技量的な差が出るのは避けられないでしょう。

100切を単なる通過点にするには選択する打法が重要だということです。

例えあなたが運動音痴であったとしてもゴルフには問題ありません。


身体にやさしい最進打法

ゴルフは面白いのに思うようにはならず、試行錯誤の末に「基本にかえろう」となります。
しかし、その基本を正しく理解していないといつまでも埒があきません。
ここからは、そんな事が起こらないように初心者にも分かるように易しく解説しますが、右打用なので左の方は置き換えてご覧下さい。


その 1
〈振子と構え〉

ゴルフスイングの大元になるのは振子運動ですが、これは腕とクラブの二つの振子を合体させた動きです。

先に腕の説明ですが、真下に伸ばした両腕を振子運動させるにはどうしますか?

直立したままでは体の側面にある左右の腕を、ゴルフとしての振子運動にすることはできません。

そこで、背筋を伸ばし股関節の辺りから上体を30度くらい前傾させてください。

そうして体の正面で両手を合わせて両肘を真下に伸ばすと、肩と腕で三角形が作られるのが確認できます。

これで身体がゴルフスイングのための振子運動を邪魔しなくなりました。

ゴルフの構えが何故こうなるかの理由でもあります。

振子には半径と中心点があるので、体のどの部分がそれを担当するかを特定しなければいけません。

この段階では半径は両腕と考えますが、最終的には左腕一本になります。

振子の中心点を背骨の上にある首の付け根のこぶの位置と考えれば両腕が振子運動しやすくなります。

この部分の揺れが最小限になるように各部を連動させます。

なぜ「動かないようにではなく、揺れを最小限に」と表現するかは非常に重要なので後から述べます。

首の付け根を中心点として肩を動かすことで伸ばした両腕に振り子運動をさせます。

ここでの意識は腕ではなく肩を動かすにして下さい。

腕力に頼ると肘が曲がりやすく安定して球に当たらなくなるからです。

最終的に「飛ぶ」「曲がらない」に役立てるためにどこを意識するかを確認しておいた方がよいでしょう。

続いて二つ目のクラブの振子運動です。

その2でも説明しますが支点がずれたら振子にならないのでクラブを動かすのは積極的な右手になります。

右手一本でクラブを持ち肘の曲げ伸ばしで放り出すように訓練してみて下さい。

それでヘッドの重さが使えます。

右手の自然なローリングでクラブヘッドが無理なく円運動するようにしてください。
(この動作は今までは駄目と考えられていたものです)

スイング中は腕と一緒にクラブも振らなければなりません。

そうなると、腕の振子とクラブの振子の両方をバランスよく動かすための訓練が必要になります。


その 2
〈グリップとテコ〉

クラブは両手で持ちます。

普通に握ると左右の手は同じ位置ではなく上下にズレるのが確認できるでしょう。

このズレは、クラブヘッドをスムーズ且つパワフルに動かすのに役立ちます。

では、何故この形になったのでしょうか?

左利きが右打ちすると有利だと昔から言われています。

しかし、この特殊な握り方の意味が分ればそれが感覚的な間違いだと気付けます。


球を打つ時に大切なのは、クラブヘッドに力をきちんと伝えることです。

更に遠くに飛ばすにはスピードが必要になりますが、これは物理的に矛盾がありません。

これを別々に試してみましょう。

最初に力をヘッドに伝えるにはどうすべきかです。

左手と右手の間隔を広めにあけて握ると容易に伝わるのが確認できます。

次に、両手が離れた状態のまま振ってみてください。

力は確かに入るけれど、これではスピードを出すことはできません。

ヘッドをスピーディーに動かすには手の間隔が狭い方が容易だからです。

この「スピード」と「力」の両方をクラブヘッドにバランスよく伝えられるのが今のグリップです。

これは先人たちの工夫で出来たものですが、偶然にも理に適っていました。

この左右の手のズレを利用すればクラブヘッドは大きな力を使わずに動かせます。

支点が左手、力点が右手で、作用点がクラブヘッドと考え、テコとして使うのです。

ショートアプローチなどで失敗の多い人は、このテコの使い方を練習すれば直ぐに解決するでしょう。

右手を使ってはいけないという先入観に捉われたままですと、この重要な部分は理解できないかもしれません。

支点になる左手がボールとの位置関係を保持している事が大切です。

そして右手が左手の外側を回るようにクラブを振子運動させます。

支点が大きくズレてしまうとパワーが作用点のクラブヘッドまで正しく伝わりません。

物理的な判断をすれば、左手リードではなく積極的に右手を使わなければならない事が確認できるでしょう。

アプローチは球を右寄りにし左手リードのハンドファーストにしなさいと教えることが王道だと思われています。

「ゴルフは甘くないので毎日の練習は当たり前」と、真顔で仰いますが、幾らアプローチの極意だといわれても、それで打てる人が殆ど居ないのはおかしくありませんか?

何であれ自分が楽しむのが大切なので出来ないものに挑戦するのも有りでしょう。

とは言え、どうせやるなら確実にできるものを取り入れたいものですね。

勿論の事、時間や負担は少ないに越したことはありません。

ここでの教えなら体得までに一か月もあれば十分です。

そればかりか、一度身に付いたら毎日の練習は必要ありません。

週一でしかも50球程度の練習をすれば維持もできます。

それを可能にしてくれるのが「てこ」です。

20ヤード前後は球を打つという意識を捨ててください。

左手を支点にした振子運動で、クラブヘッドのバンスを使いながら放り出すようにすべらせます。

この辺りは実際に指導を受けなければ理解できないかもしれません。

そこからさらに飛ばすには、肩の動きで作る左腕の振り子運動を加えます。

腕とクラブの二つの振子は個々に重要で、これをバランスよく連動させる練習が不可欠になります。

これで100ヤード以内は思い通り。

では、更に遠くへ飛ばすにはどうしたらよいのでしょう?


その 3
〈フットワ-ク&ボディ-タ-ン〉

腕とクラブの二つの振子を、肩の動きとテコで一つのスイングにします。

そうすることでショットの失敗は激減するでしょう。

ただ大きな飛距離は望めません。

更に飛ばすには、クラブヘッドの運動量を上げることが必要だからです。

単に大きくしようとして腕を大きく動かしても、揺れが増すだけでむしろ当りません。

これを解決するのがフットワークです。

回転すると言う意味で腰を動かそうとしても構造上単独では動かない事はあまり知られていません。

ここでも実験をしてみましょう。

最初に、両膝を伸ばし肩幅くらいに足を開き、そして腰に両手を当てます。

そのまま足を動かさずにその手で腰を動かしてみましょう。

すると、足が動かないと腰も動かない事が確認できます。

もう一つ、同じく腰に手を当てます。

両膝を伸ばしたままで、今度は両の太腿を左右にねじるようにします。

足を動かしているつもりでも、腰が同時に動くのが確認できるでしょう。

これは身体構造上の結果です。

膝を固定して上体を捻転させようとするのは軸ブレを抑えようとの意図があります。

ただ、そうさせてしまうのは腰の回転は足の動きで生まれることが分っていません。

これは感覚的な対処といえます。

膝を動かさなければ腰は回りません。

止めたまま強引に動かそうとすれば肩や腕に余分な力が入ります。

これでは、止めたいと思っても逆に大きな揺れが生じるだけです。

足を動かさずに上体を捻転させるのは構造的にやりずらいのはもちろんの事。

それよりも、腰への負担が大きくなり故障のリスクが高まるほうが問題です。


全てを連動させ揺れを最小限にするのが理想です。

体のどの部分も動かないように固定してはいけません。

止めることの出来ない揺れがあることを認識しなければ、正しいスイング作りは出来ないでしょう。

「ベタ足」や「膝の固定」の考え方は、結果的に下半身が安定するだけです。

上体の揺れは止められません。

これでは最悪の「動けない」になり、腰や肘への負担が増すばかり。

プレーヤーの多くは辛さや上達困難は当たり前だと思っています。

周りもそうなので仕方ありませんが、それは本来の姿ではありません。

原理を理解すればどこも壊れはしないので。

良いものが受け入れられないのは、頑張った過去を捨てられないからでしょう。

固定するや動かさないが、出来ない理由なのでどうかご対応ください。

そうする事で一刻も早く解放されて下さい。

構造上、腰は単独では動きません。

遠くに安定して飛ばすにはボディーターンが必要で、そのためにもフットワークが重要になります。

前の項で触れた「揺れを小さく」の表現についてご理解いただけたでしょうか。

この意識は全ての動作に共通します。

大切な事は「まず動きその中でバランスをとる」ということです。

体のどの部分も、固めて動かないようにするのではなく、連動させる事で相乗効果を引き出します。

これにより身体への負担を軽減し、綺麗で安定したスイングが作られます。

自己流を貫いている人はキーワードを常に探求するので、雑誌などの「成功者の談」などを参考にしたがるようです。

ただ、それを参考にしようとしても、感覚的な表現が参考になるとは思えないのでおやめになった方が良いかと。

初心者は本格的な指導を嫌いますが、羨望されるものは希少であることを知らなければいけません。

どうせやるなら健全に上達できる場所で確かな指導をお受けください。


ここまでは、何を基にどんな練習を心がけるべきかというお話でした。

自分自身をしっかりと観察して今陥っている傾向を把握して下さい。

それだけで問題の解決は早まります。


その 4
〈ギャップ〉

ここでは自分では気付く事のできない不可解な部分の説明をします。

他所では採り上げもしないでしょう。

美しいスイング作りのために知っておく必要があるのでしっかり説明します。

皆さんは教えられた事を一生懸命にやってるのに何度も直されたりしますよね。

自分的にはきちんとやっているのに、何が違うんだろうと、腹立たしくなったりするのではないでしょうか。

このことは、優秀な先生とすばらしい理論に恵まれ、その下で前向きに努力していても起こりえます。

何故でしょう?

簡単な例で説明してみましょう。

「両肘を伸したまま振子を表現する」という基本的な初歩の動作があります。

腕の感覚ではなく、伸ばしたままの両腕を肩で動かしてもらうというものです。

けれどなぜか片方の肘を曲げてしまいます。

ここで問題なのは、指摘されるまで曲がっているのに気付かない事です。

きっと言われたことは確実にやっているとの感覚なのでしょう。

与えられたイメージをやろうとしても、実際には違ったものになるという現象です。

実はこの様な事は誰にでも起こります。

これが「イメージと動きのギャップ」です。

何か表現しようとすると必ず出るズレなのに残念ながら自分では気付けません。

指摘して説明して漸く理解されるという厄介なものです。

それに気付くと驚きは大きく、自分だけが変であるかのような錯覚を起こします。

しかしそうではありません。

この様なズレは大小の差はあれどプロも含めた全ての人にあるものです。

これを知らなければ、スイング診断機の画像を何度見せられても意味がありません。

イメージ通りに体を動かすにはそれなりの訓練が必要です。

先ずは、この不可解な存在をきちんと認識して下さい。

このギャップが克服できれば、今まで全く駄目な人でも必ず出来るようになります。


その 5
本能的な動き
〈思い通りにならない訳〉

ゴルフスイングは複雑なので意図的に全てを作らなければなりません。

自然な反応に任せていたら必要な動作を得られることは無いでしょう。

先ずは論理的に動きを理解し地道に作るという作業を繰り返します。

部分的なパーツを正確に作るだけでは球に当たることはありません。

それが適所で反応するようにします。

リズミカルにバランスよく動くことが理想なので、連動させるという意味合いで反復練習を十分にして下さい。

ゴルフを知らない人は止まっている球なんか簡単だと思うようです。

自信たっぷりでもいざやってみると殆どが空振りするかゴロにってしまいます。

運動神経が良い人ほど、このような傾向にあるのではないでしょうか。

新たな動作にこの能力は役に立ちません。

これは、運動結果を左右する、生まれながらに個人差のある能力です。

野球、テニス、サッカー、など、直接対戦するスポーツは多くあります。

これらは相手より素早い反応が要求されるものばかり。

その中で活躍するには、これが優れていなければ話になりません。

子供の頃からよくやる対戦式の運動には常に主役が居ました。

それによって脇役に甘んじるという悔しい思いをした人が圧倒的なはずです。

この優劣の差が顕著な能力をゴルフにあてはめたらどうなるでしょう?

あら不思議、抜群な運動神経の持ち主ほどあたふた。

真剣なのに当りません。

これは、ゴルフスイングの中には日常生活で使わない筋肉があるからです。

それがブレーキをかけるので、単純で易しそうでも思うようになりません。

自分が持っている能力で力一杯やりたくても、それをお奨めしない理由は条件反射で詳しく述べます。


表現しずらい動作を容易く身に着ける方法があります。

それは、連続した流れをやめ本来やるべき形で6秒間ほど静止させます。

そうする事で未知の動作に素早く馴染めるという運動生理学的な研究結果があるので、現在行われているレッスンにも導入されかなりの効果を上げているものです。

初心者が力任せに振り回してしまうのは、上達とは無縁の体力作りにしかなりません。

他の運動で優っているはずの反射神経が初歩の段階では邪魔をします。

それに頼らずに確実に作るという作業を繰り返すことが近道でしょう。

うかうかしていると子供の頃にひれ伏せさせていた輩に足元を抄われますので。


自分なりにやりたいから教わりたくないというのは理解できます。

とはいえ、何年やってもドライバーが打てなかったり、アプローチが苦手だったりしていませんか?

だめなのはその辺りが原因であることにお気付き下さい。

上手くなるには素直な心が一番。

ゴルフの動作は複雑なので、それを知らなければどんな工夫も役に立ちません。

老若男女を問わず、動作に負担の無い美しいフォームを作るのは難しい事ではありませんが、そのためには何をすべきかをしっかりと学んでください。


その 6
条件反射
〈取れない悪い動き〉

全ての反射は神経系を介して起こる。
反射が起こるためには、刺激を受容しそれが何らかの中枢で処理され筋や腺に伝えられるという経路が考えられる。
この経路を反射弓と言う。
反射弓の特徴は中枢が大脳皮質でなく脊髄や脳神経核などにあることと言える。
反射を起こす刺激は大脳皮質まで送られるものの反射の中枢はそれ以前にある。
脳皮質を通るよりも短い経路で反応が起こされることになり、より速く、そして的確に反応する役に立っている。 
(運動生理学書より)

この解説には興味深い箇所があります。

一定のある条件が揃うと大脳からの指示より先に脊髄や核から刺激を受ける。
それに因り通常よりも早く体が反応する反射の存在がある、という部分です。

だからなんだと思うかもしれません。

実は、これが駄目な動きがなかなか改善されない原因なのです。

頑張って直したくても、いつもと同じリズムやバランスでは同じ条件を与えてしまいまうため、条件反射のメカニズムで動作に変化は起こりません。

学生の頃「パブロフの犬」で習ったのを思い出してください。

これはどんなに強い意志でもコントロールできない後天的な反応なので、実生活では役立つ能力ではありますがゴルフではかなり厄介なものになります。

条件が揃うと脳より早く別の場所から以前の反応が命令されるので、この状態はできていないのに新たな動きを導入したとの認識になってしまうのです。

脊髄や神経核は物事の判断をしたり記憶したりは出来ず、瞬時に反応させる事しかできません。

これが条件反射です。

ここが理解できないと間違った練習を繰り返すので上達は期待薄となります。

誰もが失敗を目的にすることは無いとは思いますが、漠然と「巧く打つ」といういつものイメージでは動作の変化は得られません。

「今度こそ」というのも同じ条件を重ねるだけなので下手固めになります。

少し違った条件、例えば、小さく、ゆっくり、軽く、を取り入れましょう。

そうしながら別の動きとして反復練習することが効果的です。

具体的に何をするかを決め、それを確実に訓練してください。

面倒でもそれをしないと改善は困難なのでしっかりとご対応ください。

これは一人の練習では解決できません。

ゴルフを良く知る第三者に主旨を説明し監視してもらいましょう。


その 7
反作用
〈上体の右残り〉

「明治の大砲」といわれるのはアマチュアゴルファーの崩れたフィニッシュを指した言葉です。

力の法則を無視した力任のスイングでは誰もが逆方向に体重が移動してしまいます。

これが撃った後に勢いよく戻ってくる明治時代の大砲のようなので命名されました。

では何故そうなるのでしょう?

これは、この後に出てくる慣性力と同じように自然の力に影響された結果です。

全ての動作には必ず受けてしまう「避けることの出来ない力」がある事を知らなければいけません。

実際にやるとより解りやすいので、簡単な実験をしましょう。

椅子などに背筋を伸ばし浅く腰掛け、足が床から10cmほど浮くように膝を上げ、そうしてから両腕を胸の前に水平に伸ばします。

これで準備OK 実験開始です。

その両腕をリズミカルに、右、左と、ゆっくりと動かします。

そうするとその上げている両膝はどんな動きをするでしょう?

どなたも腕と同じ方向に動かず、むしろ逆に動く事が観察されたのではないでしょうか。

腕を動かす動作が作用で、足が反対側に動かされるのが反作用です。

見た目よりも大きな力なので両方同じ方向に動かそうとしてもできません。

ゴルフの構えのように立った状態ですと「おへそ」の辺りが境になり上下に逆の動きが起こります。

がむしゃらに上体の力で振り回せば下半身は右へ動くため「明治の大砲」の出現となるのです。

反作用はスイングをする度に必ず受けるものなので、これを知らないと右残りは修正できません。

ダウンスイングに入る際に、左への踏み込みという重要な基本動作があります。

その時に左膝を伸ばさないと腰が動かないので反作用に負けてしまいます。

大きなその力を左踵で受ける訓練をしなければいけません。

これには上体の揺れを最小限にするという効果があります。

また、無理なくパワーアップするという役割も忘れてはいけません。

足の動きが必要である事の根拠です。

「足って動かしていいの?」は愚問でしかありません。


その 8
慣性力
〈スライス&低い球〉

慣性とは
物体が常に現在の運動状態を保とうとする性質のことをいいます。

慣性力とは
運動状態の物体に別の力を加えた時、それでもそのまま同じ運動を続けようとする力を指します。

一体何の関係があるのでしょう?

球を打つ前にボールに向かって立つ事をアドレスというのはご存知でしょう。

その時にクラブヘッドをボールの後ろに下ろすのをソールしたとルール上は定義します。

これは球を打つ前の動作ですが、そこでクラブヘッドは一旦静止します。

この場合、ヘッドも物体ですから慣性により静止状態を保とうとします。

皆さんが感じる上げ始めの動きずらさがこれなんです。

これにはフォワードプレスが効果的です。

手元を目標方向に少し動かし、その反動を利用するというものです。

一度バックスイングに入ると、動き出したクラブヘッドはそのまま同じ方向に動き続けます。

ダウンスイングになってもヘッドはまだ後ろへ動く慣性力があります。

これによりヘッドの動きとスイングの方向にタイムラグが生じます。

そうなると運動の方向が逆になる引っ張り合いが起こるのです。

この必ず受けてしまう力を認識していないと上体の右揺れや右肩の下がりは止められません。

慣性力に負けまいとする無意識の動作は手元を先行させるからです。

本人の意思とは関係なく極端なハンドファーストのインパクトが出現します。

これにより押し出しやトップというミスが出やすくなります。

どんな状況かはやってみるとすぐに理解できるので実験してみましょう。

ボールをセットして構えます。
クラブヘッドをソールしそこからずらさないようにします。
その状態で手元を目標方向へ出してみて下さい。
そうするとクラブフェースが開くのと上体が下がるのが確認できます。

ダフリやスライスはこれが原因です。

ミスショットの大半はこの慣性力に因るものだということです。

昔の感覚論は、先行した左手でリードすることで制御しようとしています。

この方法は、それから起こる幾つかの欠点を補うために帳尻合せ的な細工が必要でした。

そんな訳である程度になるまでに時間と身体への負担が犠牲になったのはご承知の通り。

スライスを修正するのに「手の返し」なるものを駆使し手首の強引な動きを要求。

そのままでは、クラブフェースが立った状態のインパクトになります。

これでは極端に球筋が低くなります。

それを補うために「ビハインド・ザ・ボール」を考案。

球より頭を飛球線後方に置けばクラブのロフトが調整出来るからです。

その結果プロレスの逆エビ固めのような逆C型のフィニッシュになりました。

検証すればめちゃくちゃですよね。

力で解決するしか能がなかったとしても過言ではないでしょう。

これでは多くのプレーヤーを苦しめている腱鞘炎やゴルフ肘そして腰痛などが回避できない訳ですね。

これが多くの方が支持している打法の真の姿だとしたら残念至極。

とはいえ昔はこれしかありませんでした。

今はこの様な矛盾を科学的に解明しているので治す気が有れば簡単に解決します。

大きな力を使わずにこの慣性力を制御するにはテコの応用が効果的です。

支点は左手、力点は右手、そして作用点はクラブヘッド、という役割を理解し訓練して下さい。

右肘の曲げ伸ばしでクラブヘッドは無理なく動かせます。

左手は支えるというのが本来の姿です。

クラブを左手で積極的に動かそうとすれば支点がずれて安定したインパクトは困難になります。

これでは毎回必ず影響を受けてしまう慣性力に対応できません。

これが右手を積極的に使わなければならない理由です。

文字だけではこの部分を伝えるのは困難なので、是非体験レッスンにお越しください。

きっと、今まで出来なかった理由が余りにも下らなくて驚くはずです。


駄目押しとして
パワーが有り自在に動かせる利き手を使うなというスポーツが他にあるでしょうか?

・・・・・。

お粗末様でした。


TRT ゴルフスクール校長

※ 追 記
状況は様々ですが、指導をする誰もが正しいとの信念に基づいて教えています。