TOKYO GINZA  SINCE 1 9 9 4
T R T GOLF SCHOOL
Think of  Real Theory Golf  School
ゴルフは難しい!

そう感じている方は沢山います。

上手くなれないのは何故か?
上手くなるためにはどうすべきか?
これは永遠のテーマでした。

この難題を「上手で奇麗で楽ちん」の
『 最進打法 』が見事に解決します。
上手くなれない訳

「 間違った認識 」

「ゴルフとは?」と聞かれたら皆さん何と答えますか?

意外と難しい質問かもしれないので少しおさらいしてみましょう。

ゴルフとは・・・

『打球を操ることでホール毎に設定されている規定打数のパーをどの様に攻略するかを模索する大自然と設計者の英知に挑む壮大なゲーム』

というもので、実際にコースでプレーする事がゴルフであるようです。

止まっている球を打つので簡単そうでも、いざやるとかなり苦労するのに、その深い趣に多くの方は魅了されてしまいます。


日本最古のゴルフ場は神戸に有ります。

1901年 ゴルフコースの出現
明治時代にグルームと名乗る親日家のイギリス人貿易商が居たそうです。
彼は日本でもゴルフがしたくなり六甲山中にコースを造らせたとのこと。
出来上がったのはたったの4ホールでも、ここから日本のゴルフは始まりました。
海抜850mの地を選んだのは、夏場の涼しさを求めたのかもしれませんね。

1903年 ゴルフクラブの誕生
神戸商工会議所がそこを買い取り9ホールまでに増設し、神戸ゴルフ倶楽部と命名。
これが日本初のゴルフ場となりました。

(神戸GC)

それから100年以上の時が流れ、現在ではおよそ2,400のゴルフ場が狭い国土に犇めいています。

この数は世界で二番目。

一番はアメリカでぶっちぎりの1万5千。

そんなゴルフでも、かなり長い間特権階級だけでのもので、庶民はその存在すら知りませんでした。

1957年 日本でカナダカップ開催
(現在のGOLF WORLD CUP)
この大会で日本チームが優勝する大快挙。
偉業としてゴルフが新聞初登場。
会場は霞ヶ関カンツリー倶楽部でした。

(霞ケ関CC)
2020年東京オリンピックゴルフ会場

そうして周知されたのに、スポーツとして扱われるまでには時間がかかりました。

運動量が少ないのとゲーム性の高さが理由だったようですが、生活環境が変わり近年になり漸く市民権を得たという経緯があります。

然し乍らその動作は難解そのもの。

そんな辺りが日本人の性分に合っていたらしく、およそ一千万人の方々に受け入られメジャースポーツに昇格。

ようやく憧れのゴルフを手にしても、周り中がにわか仕込なので、何が正しく何をしたらよいかを誰も知りません。

勝手にわいわいガヤガヤしていたら、それに応えるかのようにゴルフレッスンがテレビ放映されるようになったのです。

まさに渡りに船でした。

毎週日曜日の朝はそれを見る人が多く、その後に練習場へと向うため、午前中の打席は大混雑という現象が起きる程。

メディア情報なので鵜呑みにした人は多かったようです。

あれから随分と時は流れましたが、今でも同じ内容のまま群衆心理的な数の法則で支持者を増やし続けています。

これが良い傾向なのかというと、強ちそうとも言えません。

何故かというと「ゴルフは難しい」との概念を植え付けたからです。

今現在流通しているゴルフ理論は、当初から言葉明確で意味不明でしたが、それでも改善されること無く今日に至りました。

何故でしょう?

熱狂的な信者に気圧され何もすることができなかったのか?

はたまた、憧れのアメリカンを疑うような冒涜を嫌ったか?

様々な理由が考えられますが、それが何であれ、上達困難者が7割を超す現状は残念としか言えません。

その渦中に居ても、下手を好んでいる訳ではないのに抜け出せない。

努力が水泡に帰そうと、面白さに取り憑かれ止めるとの選択肢は無し。

いわゆる、どん詰まり状態です。

何故そうなるかを冷静に考えてみるとあるものが見えてきます。

それは情報の誤りです。

突飛な発想のようでも、経験者の大半が打てずに身体を壊すのは、それを裏付けているのではないでしょうか。

個々の運動能力は重要ですが、採用したものが出来ないものなら、どんなに優れていようが結果を出すことは困難ですよね。

思うようにならない原因はそう考えると辻褄が合います。

故に、自分が駄目だから上達しないとの決めつけは「間違った認識」と言えるでしょう。


「身体にやさしい最進打法」ならこれらの問題を簡単に解決します。

動作の負担軽減を最優先したスイングメソットは、頑張っても出来なかった今迄のものとは違い真摯な努力は確実に報われます。

成長段階で身体を壊すなんてナンセンスなので、一生涯心身ともに健全なゴルフが楽しめる幸せスイングをご用意しました。

ゴルフ最大の欠点は面白過る事だといわれているので、出来ないものに固執するのは終わりにして下さい。

年配の上級者はよく「ゴルフはそんなに甘くない」と嘯きます。

長い間苦労すればこれが当然のセリフなのかもしれませんが、重いこの言葉は、努力が通じなかった過去が歴然としていることを教えているようです。


「 駄目の理由 」

ゴルフを始める動機は様々です。

とはいえ、身近な人にアドバイスを受けるのはいつの世も同じ。

それが上達困難の始まりです。

何故かというと・・

ゴルフスイングは不自然な動作をバランス良く組み合わせるという、他のスポーツには無い特殊性があるからです。

専門的な知識と経験の無い人に教わるのは上達放棄でしかありません。

「ゴルフは最初が肝心」というのはそういう意味があります。

みんなが分らないものだから知ったかぶりが出没するのですが、どんな環境であっても頑張れば一応は前に進みます。

更に続けると、ゴルフはかなり難しくみんなが同じ悩みである事に気付きます。

ベタ足にして足の指で地面をつかむ
膝を固定し身体の揺れを抑える
左手リードでダウンブロー
頭はビハインドザボール
インパクト後にヘッドを加速

普通にやっているとこれらに到達するのですが、皆さんは如何でしたか?

プロへの道中に私が最初に行き着いたのはまさしくこれでした。

それが苦難への入り口とも知らずに、まるで本物に出会えたような気がしていたのを思い出します。

その頃の研修生(プロを目指す人)は純粋無垢というか、何も分かっていないというか、上手くなれないのは練習不足か自分自身の能力の問題だと考える人ばかりでした。

打法に問題があると疑う人は皆無。

他に選択肢が無かったのもあり、その中で最大限の工夫を凝らすので精一杯。

真剣に取り組む姿は泪無くして語れない程なのに、それを嘲笑うかのように体は蝕まれてゆきました。

どういう事かというと、大きな負担が、腰、肘、手首を徐々に痛めつけたのです。

このうちの一つでも壊れると連鎖的に全部がやられる事態に。

幸いにも私は大丈夫でしたが、そうなった人は笑っていられません。

全体の様子から9割以上が故障の悩みを抱えていたのが分りました。

目的達成には多くの練習が必要なのは勿論。

しかし、そうなってしまうと悪化させない工夫の方に時間が奪われたのです。

一度傷めたら簡単には治らないので精神的な苦痛も増大。

箸が持てない、まともに歩けないなど、日常の生活にまで支障を来たす始末。

それでプロ断念を余儀なくされた者はどれ程居たことでしょう。

これはお話ではなく、研修生たちの身に起こった紛れもない事実なのです。

そうして脱落していった人たちを可哀相だと感じることもありました。

でも、自業自得だとも。

しかし、今になればこの打法の被害者であることが痛い程判ります。

危惧するのはこれを問題打法と認識する人の少なさで、頑張っても出来ないものが、あろうことか推奨されるという愚行がまかり通っているのです。

昔乍らの感覚論は、やり続けたら身も心も破壊されるのを身をもって体験しているからこそ声を大にして駄目と叫んでいるのです。

健康を犠牲にしてまでの上達は悪魔に心を売るに等しいので、もっと健全に楽しめるものに切り替えて下さい。

今も支持されるアメリカン打法ではありますが、この打法を用いて粉骨砕身の頑張りを見せた研修生たちは、無残にも躰を壊し遊びのゴルフさえも楽しめないので、その実体験を公表したらだれも看過しないでしょう。

ゴルフの健全化は、指導する側の人間がこのような歴史を把握し、矛盾の無い理論で対応するという本来あるべき姿に正してゆくしかありません。

身体が壊れるのは昔話ではなく、今そこにあるリスクだという事をお忘れなく。


「 蔓延する流れ 」

ところで、皆さんはプロゴルファーになるにはどうしたらよいかご存知ですか?

多くの方は想像もできないと思うので大まかな流れを説明しましょう。


普通の人がプロを目指すと・・

最初にアシスタントプロの入会テストを受ける必要があります。

これは各地区で開催されており、18Hを79以下で回らなければ通りません。

研修生と呼ばれるのは、この第一段階の入会テストを通過した者を指します。

全国にある幾つもの団体がこれら研修生のための月例会を開催。

一般的に研修会と呼ばれています。

会場は毎月変わるため、開催された回数の平均スコア上位者が地区大会に進めます。

それを勝ち抜くとJPGA(日本プロゴルフ協会)主催の認定試験が待っています。

これが通称プロテストです。

これは、一次予選会、二次予選会、最終選考会に分かれています。

最終では4日間で72ホールのストロークプレーで競い合います。

そこでの50位タイまでが実技に合格。

その後に筆記試験があり、それにパスした人をトーナメントプロと認定します。

この認定試験は現在では年に一回だけ開催されています。

少し前までは春と秋の2回で、合格者は各期15名で年間30人と決められていました。

したがって、合格ラインの者が15名以上の場合は、きっちりと15名にするために、そのタイスコア全員を数合せのために再度競わせるという非情さ。

それがプレーオフというシステムでした。

合格と同じ成績なのにそれに負けると全てが取り消されたのです。

こんな理不尽が長い間行われていたのはPGAの負の遺産でしかありません。

悪法も法なりという言葉はありますが、落された人たちはさぞ無念だったでしょう。

それを慮れば、タイスコア全てを合格にする今のシステムは圧倒的に正しいと感じます。

何れにせよこのプロテストが数多の試験よりも狭き門なのに違いはありません。

厳しい認定試験なので受験の資格取得に関しては拡大傾向にあるようです。

JGAのハンディキャップが3以下
(日本ゴルフ協会)

アマチュアの日本タイトル取得者

などは、各地区の予選が免除され本選の一次予選会から出られるそうです。


毎年必ずプロが誕生しますが、その裏で何十倍もの人が研修の場に戻されます。

失敗すれば反省し、再挑戦のために原因を究明しなければいけません。

不思議な事に、ここでも自分の能力をいの一番に疑ってしまうようです。

この辺りが出来ない者の心理なのかもしれませんね。


出直すためには元の研修の場に戻るというのが一般的な流れです。

そこには実績と強い発言力を持った古株が必ず待ち構えています。

改善のための進言をすると・・

「君が正しければ私に勝てるだろう」との大義名分的な一言で一蹴。

正論が通らない厄介な場面ですが、幾度となくこんな光景を目の当たりにしました。

そこの一番に逆らえないのが勝負の掟なので仕方ありません。

これはどこも同じです。

忸怩たる思いで練習を継続し格下を同じように巻き込みそれは繰り返されます。

成績が良ければプロテストまでなら何度でも行けます。

でも受かるチャンスは簡単には訪れません。

挑戦者の大半が憂き目を見る試練を突破するにはその時の運も必要なのでしょう。

それにも恵まれず体力的にもトーナメントプロとして厳しくなります。

気付けばつぶしも利かない年齢なので、ゴルフ指導の場に活路を見出します。

こうした人はプロとして認定される人よりもはるかに多いんです。

その結果、そこに移っても以前と変わらない上下関係が成立し居心地は良いまま。

けれども、彼らにはトーナメントプロに成れなかったという負目があります。

その原因は自分にあると。

取り組んできた打法に問題が有ると考える事はまず無いでしょう。

そうなると、何よりも向き合ってきたものを指導に用るのに抵抗はありません。

「出来ないもの」はこうして拡散。

アマチュアゴルフの世界にも同じような縦社会が存在します。

両者は伝統的にこの体質を保持したまま。

研修生やトップアマのゴルフは一般人からすればずば抜けて見えるものです。

しかし、そんな彼らを翻弄したのが今迄の打法である事を忘れてはいけません。

それと同じものを何も分らない素人に用いれば、結果は火を見るよりも明らかですよね。

中には想像を絶する練習に耐え抜き成功するケースもあります。

しかしそれは、偶然に過ぎなく殆どが撃沈しているのです。

ゴルフを愛する方々が散々な思いをしてきたゴルフの歴史。

それを教訓にしなければこれほど勿体ないことはありません。

(みんなでゴルフ)


「 解決の糸口 」

以下はアメリカン打法によって広められた考え方です。

・両膝を固定し身体の揺れを抑える
・右手は添えるだけで使わない
・左手で球を打つ
・ビハインドザボール
・ダウンブロー
・インパクト後に加速

これらを基に練習する人はそれこそ沢山いますが、幾らやっても打てないばかりか体を壊す人が続出。

感覚的で矛盾のある動作なのでそうなるのは必然なのに、周りの意見に流され理想的な理論であるかのように錯覚しているので、出来ないのは努力不足と考えてしまいます。

何をしようと自分の勝手だし、他人にとやかく言われたくもない、、確かにそうですが、努力が報われなければ一体何のために頑張っているか是非ご一考ください。


「身体にやさしい最進打法」にはそれとは真逆の動作が幾つもあります。

なぜそうなのかを理解したらあなたのゴルフは劇的に改善されるでしょう。

筋反射とは何かご存知ですか?

かなり専門的なものですが、これを採り入れなければ飛ぶようにはならないのに殆どの方は知りません。

「自分にはゴルフが向いていない」

「今日を限りにゴルフはやめた」

そう言ってしまうのは思うようにならないからですよね。

着眼点を変えればこんな悩みは簡単に解決することにお気付き下さい。

上達しない理論が支持される負の連鎖は意識改革で断ち切れます。

矛盾のない動作なら必ずや誰もが打てる未来は訪れるでしょう。

ゴルフが生涯スポーツとして多くの皆様に定着する事を願って止みません。


上手くなるために


「 正しいスイングとは 」

ゴルフ雑誌などが伝える情報は常に進歩しているかのように次々と出てきます。

しかし、同じ内容を提唱者や言葉を巧みに変えるだけで繰り返している場合があります。

そんな弱いものいじめみたいな事はなぜ起こるのでしょうね。

それは、ゴルフスイング自体の動作が複雑すぎて統一することが出来ないという背景があるからです。

メンタルとフィジカルを合体させるのは容易ではなく、それぞれの思惑が交錯するので今後もこの状況は続くことでしょう。

受ける側にとってはかなり厄介な状況ではありますが、近年はそれらを調べるためのネット検索は簡単になりました。

便利で良いのですが、出てくる情報が多すぎるのが悩みの種。

そんな時は「いいね」の数が判断基準になるのではないでしょうか?

今の情報社会は多数決を日常化させていますが、そればかりでは本質を見失うので、健全なゴルフを身に着けるために以下の二点をご確認下さい。

一つ目は、努力しても一向に上達しない。

二つ目は、適度に打てはするものの躰への負担が大きい。

このどちらかに該当したら「いいね」が山ほどあっても続けてはいけません。

何故ならば、これらは後々身も心もボロボロにするからです。

正しいスイングとは

 「身体への負担が少なく
     綺麗で思うように打てる」

というもので、漠然としていますが意味深いものです。

昔乍らの打法に拘る人は、幾らやっても打てず故障にも悩まされてきました。

頑張った末に落ち込まされたのではたまったもんじゃありません。

多くの方が我慢しながら続けてしまうのは選択肢の無かった時代の名残です。

もう十分苦労したので、確かな情報を用い出来ないから卒業してください。

ここでおすすめするものは矛盾を可能な限り取り除いてあります。

正しく学べば負担は激減し確実に打てるようになるでしょう。

当り前に打てる幸せを掴むには、立派な文言や押しの強い人に惑わされてはいけません。


「 教わる場所 」

全く練習もせずにコースへ出る人は大変な思いをします。

多くの場合、周りへの迷惑には気付かず自分だけが辛かったように感じます。

そして、「次回は必ず」と、自力での解決を目指します。

しかし、それが叶うことは無く大抵は下手固めになり悪化させます。

二進も三進もいかなくなるとようやく教わる気持ちになります。

そんな時に何処へ向かうのでしょう?

○ブランド志向タイプ
 多少値段が高くても知名度優先
○節約タイプ
 グループレッスンでも値段重視
○便利優先タイプ
 通いやすい通勤圏内の近場

といった感じでしょうか。

自分で気に入る場所は状況や目的によって変るのは当然です。

指導方法はそれなりの特徴があるので簡単に優劣は付けられません。

ただ、出来ないや辛いが続くようならそこは教えられない場所と考えるべきでしょう。

打てないのと体の故障は同じ線上にあるのでご注意ください。

教える人が当らない原因を看破できなければ、巧みな言葉で誤魔化すだけです。

練習場などで、肘が引けているとか体重が残るとかを指摘しているのを見かけますよね。

これは状況を説明しているだけなので指導ではありません。

近頃は海外のティーチング資格を取得したゴルフスクールが急増しています。

みなさんはアメリカの資格の方が日本より優れていると思うのではないでしょうか?

実は日本プロゴルフ協会の資格認定は実技も講習もかなり厳しく設定しています。

資格取得後の研修も十分な時間を割き優秀な人材を育てるという姿勢を崩しません。

海外のものはこの厳しさは無いようです。

簡単に取れるからそこへ流れているとしたら見方は一変するのではないでしょうか?

そういった場所ではスイング診断機を駆使しマニュアルに沿って指導します。

最新技術を導入した器機は動きや形のずれを鮮明に映し出すので素晴らしいの一言!

なのですが、「これを利用して指導する人は優秀より忠実である方が良い」と聞いたときに不安になりました。

どんな場合でも映し出されたスイングは結果的なものなので、それを解読する力がなければ状況説明にしかならないからです。

表面の姿だけを指摘しても無駄なのは今迄で証明されているので、この機器を使いこなすのも「出来る指導者」は必須です。

駄目の根源を的確に見抜き、改善のために何をすべきか示唆することが本来の指導であるとご承知ください。

マニュアル通りでは通信講座に等しく直接教わる意味も薄れます。

個人差のある能力を最大限に引き出すには確かな知識と大いなる経験は不可欠。

教わる場所は自分で選べます。

施設や器材が充実しているとか先生がイケメンというのも勿論有りでしょう。

ただ、上達に希望が持てないときは簡単に挫折するので慎重にご対応ください。

時々頼みもしないのに寄ってくる教え魔が居ます。

これはあらゆる所に出没し親切心で行動するのでかなり厄介です。

関わると悲惨な結果になるので、専門家に委ねる事を強くお勧めします。


「 運動音痴も大丈夫 」

ゴルフの難しさは誰にも平等で、最初から普通に当ることは稀でしかありません。

初めてのゴルフなら、誰もが同じような道を辿る不思議さが有ります。

上達には、過去の運動結果はあまり関係無く、日常生活に支障のない程度の運動能力で問題なく対応できます。

何故かというと、ゴルフは誰とも直接的な対戦をせず、他人のあらゆる能力に影響されずにプレーできるからです。

相手は自分自身とコースと自然だけ。

ただ、この部分を理解するには現場での経験を適度に積む必要がありそうです。

意味深いことですが、何をしたらどんな結果になるかを知ってください。

それが把握できればもう十分。

あとは冷静な状況判断の下に自分が出来る範囲の事をやるだけです。

なので高度な運動能力は要りません。

矛盾の無い理論ならどなたであれ球を打つくらいは簡単なので、100切は目標ではなく単なる通過点になります。

運動音痴だからゴルフが上手くなれないのではなく、間違った理屈に翻弄されているケースが殆んどです。

出来ない今を捨てる勇気が持てたら上達はかなり身近になるでしょう。


【 理念 】
SWING METHOD
身体にやさしい最進打法

ゴルフは面白くても思うようにはならず、試行錯誤の末に「基本にかえろう」となりますが、その基本を正しく理解していないと埒があきません。
ここからはそんな事にならないように出来るだけ分かり易く解説します。

※ 右打用ですが、逆の方は左右を置き換えれば問題ありません。


8 - 1
〈振子と構え〉

ゴルフスイングの大元になるのは振子運動ですが、これは腕とクラブの二つの振子を合体させた動きです。

先に腕の説明ですが、真下に伸ばした両腕を振子運動させるにはどうしますか?

直立したままでは体の側面にある左右の腕を、ゴルフとしての振子運動にすることはできません。

そこで、背筋を伸ばし股関節の辺りから上体を30度くらい前傾させてください。

そうして体の正面で両手を合わせて両肘を真下に伸ばすと、肩と腕で三角形が作られるのが確認できます。

これで身体がゴルフスイングのための振子運動を邪魔しなくなりました。

ゴルフの構えが何故こうなるかの理由でもあります。

振子には半径と中心点があるので、体のどの部分がそれを担当するかを特定しなければいけません。

この段階では半径は両腕と考えますが、最終的には左腕一本になります。

振子の中心点を背骨の上にある首の付け根のこぶの位置と考えれば両腕が振子運動しやすくなります。

この部分の揺れが最小限になるように各部を連動させます。

なぜ「動かないようにではなく、揺れを最小限に」と表現するかは非常に重要なので後から述べます。

首の付け根を中心点として肩を動かすことで伸ばした両腕に振り子運動をさせます。

ここでの意識は腕ではなく肩を動かすにして下さい。

腕力に頼ると肘が曲がりやすく安定して球に当たらなくなるからです。

最終的に「飛ぶ」「曲がらない」に役立てるためにどこを意識するかを確認しておいた方がよいでしょう。

続いて二つ目のクラブの振子運動です。

その2でも説明しますが支点がずれたら振子にならないのでクラブを動かすのは積極的な右手になります。

右手一本でクラブを持ち肘の曲げ伸ばしで放り出すように訓練してみて下さい。

それでヘッドの重さが使えます。

右手の自然なローリングでクラブヘッドが無理なく円運動するようにしてください。
(この動作は今までは駄目と考えられていたものです)

スイング中は腕と一緒にクラブも振らなければなりません。

そうなると、腕の振子とクラブの振子の両方をバランスよく動かすための訓練が必要になります。


8 - 2
〈グリップとテコ〉

クラブは両手で持ちます。

普通に握ると左右の手は同じ位置ではなく上下にズレるのが確認できるでしょう。

このズレは、クラブヘッドをスムーズ且つパワフルに動かすのに役立ちます。

では、何故この形になったのでしょうか?

左利きが右打ちすると有利だと昔から言われています。

しかし、この特殊な握り方の意味が分ればそれが感覚的な間違いだと気付けます。


球を打つ時に大切なのは、クラブヘッドに力をきちんと伝えることです。

更に遠くに飛ばすにはスピードが必要になりますが、これは物理的に矛盾がありません。

これを別々に試してみましょう。

最初に力をヘッドに伝えるにはどうすべきかです。

左手と右手の間隔を広めにあけて握ると容易に伝わるのが確認できます。

次に、両手が離れた状態のまま振ってみてください。

力は確かに入るけれど、これではスピードを出すことはできません。

ヘッドをスピーディーに動かすには手の間隔が狭い方が容易だからです。

この「スピード」と「力」の両方をクラブヘッドにバランスよく伝えられるのが今のグリップです。

これは先人たちの工夫で出来たものですが、偶然にも理に適っていました。

この左右の手のズレを利用すればクラブヘッドは大きな力を使わずに動かせます。

支点が左手、力点が右手で、作用点がクラブヘッドと考え、テコとして使うのです。

ショートアプローチなどで失敗の多い人は、このテコの使い方を練習すれば直ぐに解決するでしょう。

右手を使ってはいけないという先入観に捉われたままですと、この重要な部分は理解できないかもしれません。

支点になる左手がボールとの位置関係を保持している事が大切です。

そして右手が左手の外側を回るようにクラブを振子運動させます。

支点が大きくズレてしまうとパワーが作用点のクラブヘッドまで正しく伝わりません。

物理的な判断をすれば、左手リードではなく積極的に右手を使わなければならない事が確認できるでしょう。

アプローチは球を右寄りにし左手リードのハンドファーストにしなさいと教えることが王道だと思われています。

「ゴルフは甘くないので毎日の練習は当たり前」と、真顔で仰いますが、幾らアプローチの極意だといわれても、それで打てる人が殆ど居ないのはおかしくありませんか?

何であれ自分が楽しむのが大切なので出来ないものに挑戦するのも有りでしょう。

とは言え、どうせやるなら確実にできるものを取り入れたいものですね。

勿論の事、時間や負担は少ないに越したことはありません。

ここでの教えなら体得までに一か月もあれば十分です。

そればかりか、一度身に付いたら毎日の練習は必要ありません。

週一でしかも50球程度の練習をすれば維持もできます。

それを可能にしてくれるのが「てこ」です。

20ヤード前後は球を打つという意識を捨ててください。

左手を支点にした振子運動で、クラブヘッドのバンスを使いながら放り出すようにすべらせます。

この辺りは実際に指導を受けなければ理解できないかもしれません。

そこからさらに飛ばすには、肩の動きで作る左腕の振り子運動を加えます。

腕とクラブの二つの振子は個々に重要で、これをバランスよく連動させる練習が不可欠になります。

これで100ヤード以内は思い通り。

では、更に遠くへ飛ばすにはどうしたらよいのでしょう?


8 - 3
〈フットワ-ク&ボディ-タ-ン〉

腕とクラブの二つの振子を、肩の動きとテコで一つのスイングにします。

そうすることでショットの失敗は激減するでしょう。

ただ大きな飛距離は望めません。

更に飛ばすには、クラブヘッドの運動量を上げることが必要だからです。

単に大きくしようとして腕を大きく動かしても、揺れが増すだけでむしろ当りません。

これを解決するのがフットワークです。

回転すると言う意味で腰を動かそうとしても構造上単独では動かない事はあまり知られていません。

ここでも実験をしてみましょう。

最初に、両膝を伸ばし肩幅くらいに足を開き、そして腰に両手を当てます。

そのまま足を動かさずにその手で腰を動かしてみましょう。

すると、足が動かないと腰も動かない事が確認できます。

もう一つ、同じく腰に手を当てます。

両膝を伸ばしたままで、今度は両の太腿を左右にねじるようにします。

足を動かしているつもりでも、腰が同時に動くのが確認できるでしょう。

これは身体構造上の結果です。

膝を固定して上体を捻転させようとするのは軸ブレを抑えようとの意図があるのかもしれません。

ただ、そうさせてしまうのは腰の回転は足の動きで生まれることが分っていない感覚的な対処なので、間違っているといえます。

膝を動かさなければ腰は回らないので、固定したまま強引に動かそうとすれば肩や腕に余分な力が入るので、これではむしろ大きな揺れが生じます。

足を動かさずに上体を捻転させるのは構造的にやりずらいのもありますが、それよりも腰への負担が大きくなり故障のリスクが高まるのでお止めください。


全てを連動させ揺れを最小限にするのが理想なので、体のどの部分も動かないように固定してはいけません。

止めることの出来ない揺れがあることを認識しなければ、正しいスイング作りは出来ないでしょう。

「ベタ足」や「膝の固定」の考え方は、結果的に下半身が安定するだけです。

上体の揺れは止められません。

これでは最悪の「動けない」になり、腰や肘への負担が増すばかり。

プレーヤーの多くは辛さや上達困難は当たり前だと思っていますが、それは本来の姿ではありません。

動作の矛盾を排除すればどこも壊れずに打てるようになります。

良いものが受け入れられないのは、血の滲むような努力を簡単には捨てられないからだとは思いますが、固定するや動かさないが全ての元凶であることをご理解下さい。

構造上、腰は単独では動きません。

遠くに安定して飛ばすにはボディーターンが必要で、そのためにもフットワークが重要になります。

前の項で触れた「揺れを小さく」の表現についてご理解いただけたでしょうか。

この意識は全ての動作に共通します。

大切な事は「まず動きその中でバランスをとる」ということです。

体のどの部分も、固めて動かないようにするのではなく、連動させる事で相乗効果を引き出します。

これにより身体への負担を軽減し、綺麗で安定したスイングが作られます。

自己流を貫いている人はキーワードを常に探求するので、雑誌などの「成功者の談」などを参考にしたがるようです。

ただ、それを参考にしようとしても、感覚的な表現が参考になるとは思えないのでおやめになった方が良いかと。

初心者は本格的な指導を嫌いますが、羨望されるものは希少であることを知らなければいけません。

どうせやるなら健全に上達できる場所で確かな指導をお受けください。


ここまでは、何を基にどんな練習を心がけるべきかというお話でした。

自分自身をしっかりと観察して今陥っている傾向を把握して下さい。

それだけで問題の解決は早まります。


8 - 4
〈ギャップ〉

ここでは自分では気付く事のできない不可解な部分の説明をします。

他所では採り上げもしないでしょう。

美しいスイング作りのために知っておく必要があるのでしっかり説明します。

皆さんは教えられた事を一生懸命にやってるのに何度も直されたりしますよね。

自分的にはきちんとやっているのに、何が違うんだろうと、腹立たしくなったりするのではないでしょうか。

このことは、優秀な先生とすばらしい理論に恵まれ、その下で前向きに努力していても起こりえます。

何故でしょう?

簡単な例で説明してみましょう。

「両肘を伸したまま振子を表現する」という基本的な初歩の動作があります。

腕の感覚ではなく、伸ばしたままの両腕を肩で動かしてもらうというものです。

けれどなぜか片方の肘を曲げてしまいます。

ここで問題なのは、指摘されるまで曲がっているのに気付かない事です。

きっと言われたことは確実にやっているとの感覚なのでしょう。

与えられたイメージをやろうとしても、実際には違ったものになるという現象です。

実はこの様な事は誰にでも起こります。

これが「イメージと動きのギャップ」です。

何か表現しようとすると必ず出るズレなのに残念ながら自分では気付けません。

指摘して説明して漸く理解されるという厄介なものです。

それに気付くと驚きは大きく、自分だけが変であるかのような錯覚を起こします。

しかしそうではありません。

この様なズレは大小の差はあれどプロも含めた全ての人にあるものです。

これを知らなければ、スイング診断機の画像を何度見せられても意味がありません。

イメージ通りに体を動かすにはそれなりの訓練が必要です。

先ずは、この不可解な存在をきちんと認識して下さい。

このギャップが克服できれば、今まで全く駄目な人でも必ず出来るようになります。


8 - 5
本能的な動き
〈思い通りにならない訳〉

ゴルフスイングはかなり複雑なため意図的に全てを作らなければなりません。

自然な反応に任せていたら必要な動作を得られることは無いので、先ずは論理的に動きを理解し地道に作る作業を繰り返します。

部分的なパーツを正確に作るだけではなくそれが適所で反応するよう訓練します。

リズミカルにバランス良くが理想なので、連動させるための反復練習は欠かせません。

ゴルフを知らない人は止まっている球が打てないはずが無いと言いますが、いざやってみると殆どが空振りするかゴロになります。

運動に自信がある人ほどこのような傾向に有りますよね。

その能力は反射神経に代表されますが、運動結果を左右する、生まれながらに個人差のあるものです。

野球、テニス、サッカー、など、直接対戦するスポーツは多くあります。

これらは相手より素早い反応が要求されるものばかり。

その中で活躍するには、これが優れていなければ話になりません。

子供の頃からよくやる対戦式の運動には常に主役が居ました。

それによって脇役に甘んじるという悔しい思いをした人が圧倒的なはずです。

この優劣の差が顕著な能力をゴルフにあてはめたらどうなるでしょう?

あら不思議、抜群な運動神経の持ち主ほどあたふた。

真剣なのに当りません。

これは、ゴルフスイングの中には日常生活で使わない筋肉があるからです。

それがブレーキをかけるので、単純で易しそうでも思うようになりません。

自分が持っている能力で力一杯やりたくても、それをお奨めしない理由は条件反射で詳しく述べます。


表現しずらい動作を容易く身に着ける方法があります。

それは、連続した流れをやめ本来やるべき形で6秒間ほど静止させます。

そうする事で未知の動作に素早く馴染めるという運動生理学的な研究結果があるので、現在行われているレッスンにも導入されかなりの効果を上げているものです。

初心者が力任せに振り回してしまうのは、上達とは無縁の体力作りにしかなりません。

他の運動で優っているはずの反射神経が初歩の段階では邪魔をしますので、それに頼らずに確実に作るという作業を繰り返すことが肝心でしょう。

うかうかしていると子供の頃にひれ伏せさせていた輩に足元を抄われます。


自分なりにやりたいから教わりたくないというのは理解できます。

とはいえ、何年やってもドライバーが打てなかったり、アプローチが苦手だったりしていませんか?

そうなるのは優れていると自負している運動能力が原因であることにお気付き下さい。

上手くなるには素直な心が一番。

ゴルフの動作は複雑なので、それを知らなければどんな工夫も役にたちませんので。

老若男女を問わず、動作に負担の無い美しいフォームを作るのは難しい事ではありませんが、そのためには何をすべきかをしっかりと学んでください。


8 - 6
条件反射
〈取れない悪い動き〉

全ての反射は神経系を介して起こる。
反射が起こるためには、刺激を受容しそれが何らかの中枢で処理され筋や腺に伝えられるという経路が考えられる。
この経路を反射弓と言う。
反射弓の特徴は中枢が大脳皮質でなく脊髄や脳神経核などにあることと言える。
反射を起こす刺激は大脳皮質まで送られるものの反射の中枢はそれ以前にある。
脳皮質を通るよりも短い経路で反応が起こされることになり、より速く、そして的確に反応する役に立っている。 
(運動生理学書より)

この解説には興味深い箇所があります。

一定のある条件が揃うと大脳からの指示より先に脊髄や核から刺激を受ける。
それに因り通常よりも早く体が反応する反射の存在がある、という部分です。

だからなんだと思うかもしれません。

実は、これが駄目な動きがなかなか改善されない原因なのです。

頑張って直したくても、いつもと同じリズムやバランスでは同じ条件を与えてしまいまうため、条件反射のメカニズムで動作に変化は起こりません。

学生の頃「パブロフの犬」で習ったのを思い出してください。

これはどんなに強い意志でもコントロールできない後天的な反応なので、実生活では役立つ能力ではありますがゴルフではかなり厄介なものになります。

条件が揃うと脳より早く別の場所から以前の反応が命令されるので、この状態はできていないのに新たな動きを導入したとの認識になってしまうのです。

脊髄や神経核は物事の判断をしたり記憶したりは出来ず、瞬時に反応させる事しかできません。

これが条件反射です。

ここが理解できないと間違った練習を繰り返すので上達は期待薄となります。

誰もが失敗を目的にすることは無いとは思いますが、漠然と「巧く打つ」といういつものイメージでは動作の変化は得られません。

「今度こそ」というのも同じ条件を重ねるだけなので下手固めになります。

少し違った条件、例えば、小さく、ゆっくり、軽く、を取り入れましょう。

そうしながら別の動きとして反復練習することが効果的です。

具体的に何をするかを決め、それを確実に訓練してください。

面倒でもそれをしないと改善は困難なのでしっかりとご対応ください。

これは一人の練習では解決できません。

ゴルフを良く知る第三者に主旨を説明し監視してもらいましょう。


8 - 7
反作用
〈上体の右残り〉

明治の大砲といわれるものがありますが、これはゴルフの変形フィニッシュを面白く表現した言葉です。

力任せに振り回すと誰もが逆方向に体重が移動してし大きくバランスを崩します。

その姿が撃った後に勢いよく戻る明治時代の大砲に似ているので命名されました。

では何故そうなるのでしょう?

これは、この後に出てくる慣性力と同じように自然の力に影響された結果です。

全ての動作には必ず受けてしまう「避けることの出来ない力」がある事を知らなければいけません。

実際にやるとより解りやすいので、簡単な実験をしましょう。

椅子などに背筋を伸ばし浅く腰掛け、足が床から10cmほど浮くように膝を上げ、そうしてから両腕を胸の前に水平に伸ばします。

これで準備OK 実験開始です。

その両腕をリズミカルに、右、左と、ゆっくりと動かします。

そうするとその上げている両膝はどんな動きをするでしょう?

どなたも腕と同じ方向に動かず、むしろ逆に動く事が観察されたのではないでしょうか。

腕を動かす動作が作用で、足が反対側に動かされるのが反作用です。

見た目よりも大きな力なので両方同じ方向に動かそうとしても無理でしょう。

ゴルフの構えのように立った状態ですと「おへそ」の辺りが境になり上下に逆の動きが起こります。

がむしゃらに上体で振り回せば下半身は右へ動くため「明治の大砲」が出現します。

反作用はスイングをする度に必ず受けるものなので、これを知らないと右残りは修正できません。

ダウンスイングの際に左への踏み込みという重要な動作がありますが、その時に左膝を伸ばさないと腰が動かないので反作用に負けてしまいます。

それをスムーズにするためには大きなその力を左踵で受ける訓練が必要になります。

これは上体の揺れを最小限にするのと、無理なくパワーアップする役割があります。

足の動きが必要な事の根拠ですが、動かさなければ反作用に負けてしまうのでご注意を。


8 - 8
慣性力
〈スライス&低い球〉

慣性とは
物体が常に現在の運動状態を保とうとする性質のことをいいます。

慣性力とは
運動状態の物体に別の力を加えた時、それでもそのまま同じ運動を続けようとする力を指します。

一体何の関係があるのでしょう?

球を打つ前にボールに向かって立つ事をアドレスというのはご存知でしょう。

その時にクラブヘッドをボールの後ろに下ろすのをソールしたとルール上は定義します。

これは球を打つ前の動作ですが、そこでクラブヘッドは一旦静止します。

この場合、ヘッドも物体ですから慣性により静止状態を保とうとします。

皆さんが感じる上げ始めの動きずらさがこれなんです。

これにはフォワードプレスが効果的です。

手元を目標方向に少し動かし、その反動を利用するというものです。

一度バックスイングに入ると、動き出したクラブヘッドはそのまま同じ方向に動き続けます。

ダウンスイングになってもヘッドはまだ後ろへ動く慣性力があります。

これによりヘッドの動きとスイングの方向にタイムラグが生じます。

そうなると運動の方向が逆になる引っ張り合いが起こるのです。

この必ず受けてしまう力を認識していないと上体の右揺れや右肩の下がりは止められません。

慣性力に負けまいとする無意識の動作は手元を先行させるからです。

本人の意思とは関係なく極端なハンドファーストのインパクトが出現します。

これにより押し出しやトップというミスが出やすくなります。

どんな状況かはやってみるとすぐに理解できるので実験してみましょう。

ボールをセットして構えます。
クラブヘッドをソールしそこからずらさないようにします。
その状態で手元を目標方向へ出してみて下さい。
そうするとクラブフェースが開くのと上体が下がるのが確認できます。

ダフリやスライスはこれが原因です。

ミスショットの大半はこの慣性力に因るものだということです。

昔の感覚論は、先行した左手でリードすることで制御しようとしています。

この方法は、それから起こる幾つかの欠点を補うために帳尻合せ的な細工が必要でした。

そんな訳である程度になるまでに時間と身体への負担が犠牲になったのはご承知の通り。

スライスを修正するのに「手の返し」なるものを駆使し手首の強引な動きを要求。

そのままでは、クラブフェースが立った状態のインパクトになります。

これでは極端に球筋が低くなります。

それを補うために「ビハインド・ザ・ボール」を考案。

球より頭を飛球線後方に置けばクラブのロフトが調整出来るからです。

その結果プロレスの逆エビ固めのような逆C型のフィニッシュになりました。

検証すればめちゃくちゃですよね。

力で解決するしか能がなかったとしても過言ではないでしょう。

これでは多くのプレーヤーを苦しめている腱鞘炎やゴルフ肘そして腰痛などが回避できない訳ですね。

これが多くの方が支持している打法の真の姿だとしたら残念至極。

とはいえ昔はこれしかありませんでした。

今はこの様な矛盾を科学的に解明しているので治す気が有れば簡単に解決します。

大きな力を使わずにこの慣性力を制御するにはテコの応用が効果的です。

支点は左手、力点は右手、そして作用点はクラブヘッド、という役割を理解し訓練して下さい。

右肘の曲げ伸ばしでクラブヘッドは無理なく動かせます。

左手は支えるというのが本来の姿です。

クラブを左手で積極的に動かそうとすれば支点がずれて安定したインパクトは困難になります。

これでは毎回必ず影響を受けてしまう慣性力に対応できません。

これが右手を積極的に使わなければならない理由です。

文字だけではこの部分を伝えるのは困難なので、是非体験レッスンにお越しください。

きっと、今まで出来なかった理由が余りにも下らなくて驚くはずです。


駄目押しとして
パワーが有り自在に動かせる利き手を使うなというスポーツが他にあるでしょうか?

・・・・・。

お粗末様でした。


TRT ゴルフスクール校長

※ 追 記
状況は様々ですが、指導をする誰もが正しいとの信念に基づいて教えているのは間違いありません。